サブウーファーの使い方

2019年10月22日

サブウーファーは使い方次第

ピュアオーディオ(なにをもって『ピュア』と定義するのか不明ですが)では、サブウーファーを使うのは邪道といわれていたりします。

小型ブックシェルフにサブウーファーを追加してみても、30cmクラスのウーファーを積んだフロアタイプのスピーカーには、低音の出方はかないません。
そうかといってサブウーファーが鳴っているのがわかるほど音量を上げてしまうと、どうしても不自然な音になってしまいます。

『ピュア』オーディオを標榜するオーディオマニアの方が、サブウーファーはダメ、というのは、音量を上げすぎて不自然な音になっているか、位相がずれているか、サブウーファーの置き場所が悪くて定在波のため特定の周波数が増強されてしまうとか、そういったことがあるのかもしれません。

僕は今までに何台か小型スピーカー+サブウーファーの組み合わせで聴いてきましたが、サブウーファーは使い方次第だと思います。

 

サブウーファーの上手な使い方

サブウーファーの使いこなしについてですが、まずしっかりした置き場所に置くことです。 重低音専用のスピーカーなので振動対策は重要です。
僕のサブウーファーの置き台は、以前住んでいた家を解体したときにとっておいたヒノキの柱と階段用板材で自作しました。結構重いです。

次に、サブウーファーのボリュームはサブウーファーの音が聴こえるか聴こえないかという境い目のあたりに設定すること。
ボリュームを上げすぎるといかにもサブウーファーを鳴らしているという感じになってしまいます。

サブウーファーの効果は、BBEと同じでスイッチを入れたときではなく、切ったときに物足りなくなる程度にしておくことです。
サブウーファーの設定が適切にされていると、低音が出るようになったというよりは空気の動きを感じるようになり、全体的に定位感が向上し、立体感が増し、一音一音が明瞭になって透明感が高くなります。

やはり土台がきちんとしていると、トータルで良くなるということでしょうか。 サブウーファーで低音が増強されるというより、メインスピーカーの音質が向上したように感じるようなセッティングが良いと思います。

 

サブウーファーは密閉式がよい(ような気がする)

サブウーファーの多くはバスレフか、あるいはBOSEやヤマハのように共振させてポートから出すタイプですが、密閉タイプもあります。
僕がフォステクスのCW200Aを選択したのは、密閉でモーショナル・フィードバック(モーションフィードバック・MFB)が付いていない、という条件に一致したからです。

CW200Aのウーファーの口径は20cmで少々小さく、サブウーファーとしては20cmウーファーより25cmウーファーを選択したいところですが、25cmを積んだ上級機種のCW250AはMFBが付いています。
MFB付きのサブウーファーも使ったことがありますが、音楽を聴いているとところどころ不自然な音で鳴ると感じるときがたまにありました。それがMFBのせいかどうかはわかりませんが、ボイスコイルに巻いた検出用のコイルで動きを検出し負帰還をかける、という動作原理がどうも気に入らないので、MFBなしのCW200Aにしてみました。
結果は良好で、いままで不自然な感じになったことはありません。
個人的には、サブウーファーは密閉式がよいと思います。

 

サブウーファーもステレオで

メーカーのホームページでサブウーファーについての記述を読むと、低音には指向性がないのでステレオで鳴らす必要はなく、1台でよいと書いてあります。
他方、いくつかの個人の方のホームページで、低音も指向性があるので1台よりは2台のほうが定位感がよくなると書いてあるのも見かけました。

しかし、市販の2chアンプでサブウーファー出力端子のあるものは少なく、AVアンプでもサブウーファー出力端子はモノラルのものがほとんどです。
ピンプラグで接続できない場合は、スピーカーコードで接続すればステレオで鳴らすことができます。