GPS付きドライブレコーダー ROVE R2-4K 購入
ROVE R2-4K
アマゾンでアメリカのROVEから発売されているドライブレコーダー、R2-4K を購入しました。
以前レビューを書いたAZDOMEと形がそっくりなので、ほぼ間違いなくOEM品です。
日本での販売価格は購入時8,990円で、3,000円のクーポンがあったので5,990円でした。
(クーポンは2023年12月31日まで)
2023年12月4日追記:
先日見たときは17,990円になっており、今日見たら7,491円になってました。
2024年1月31日追記:
セール価格が4,990円でクーポン2,000円を使うと2,990円。GPS付きのドライブレコーダーでこんな安いのは見たことがありません。
GPSが付いて4Kの解像度(横2880なので4Kとは言い難いですが)で撮影できると思えばかなり格安ですが、2023年11月現在、日本で販売されている「R2-4K」はビデオ解像度が2880×2160の旧モデルで、アメリカのアマゾンではすでに販売が終わっています。
アメリカのアマゾンで販売されている R2-4K は「R2-4K」と「R2-4K PRO」の2機種があり、ビデオの解像度が上がり3840×2160になっていますが、イメージセンサーは3機種ともソニーのIMX335で(以前の機種はOmniVision OV4689)、これは有効画素数が 2592 x 1944なので4Kとはいってもアップスケールの4Kです。
Amazon.comではR2-4Kのレビューが3万件以上あるので結構売れているようです。
新モデルの外観は旧モデルと比較するとGPSアンテナ部の上面が斜めになっていて(旧モデルは真っ直ぐ)、レンズにオプションのPLフィルターが付けられるようになっている、USBコネクターが Type C になっているなどの違いがあります。
PROと無印の違いはざっと見た限りでは解像度が2560×1440の時に60fpsの有無、Wi-Fiに5GHzがあるか無いかといったところです(他にもあるかも)。
アメリカのアマゾンでの販売価格は無印が$112.75、PROが$129.99(1$=¥150で約19,500円)です。PLフィルターが$19.99、駐車監視用の電源配線キットが$29.99、これらはまだ日本のROVEストアでは販売されていません。
旧モデルの在庫処分みたいなセールですが、本体のメニューは日本語化され、カラー印刷の日本語マニュアルも付属しており、音声案内や本体に印字されている文字や保護フィルムの文字も日本語になっているなどコストがかけられており、安価で販売して知名度を上げてから本格的に進出するつもりなのかもしれません。
ただし飜訳されている日本語は意味不明な文章も多いので、改善は必要でしょう。
仕様
R2-4K(2022) | R2-4K(2023?) | R2-4K PRO | |
Chipset / Sensor | NOVATEK 96660 / SONY IMX335 | NOVATEK 96670? / SONY IMX335 | NOVATEK 96670 / SONY IMX335 |
Video Resoluton* | 2880×2160 @24fps 2560×1440 @30fps 2304×1296 @30fps 1920×1080 @60fps 1920×1080 @30fps 1280×720 @120fps(Can Play: SLOW-MOTION VIDEO) 1280×720 @60fps 1280×720 @30fps | 3840×2160 @30fps 2560×1440 @30fps 1920×1080 @60fps 1920×1080 @30fps | 3840×2160 @30fps 2560×1440 @30fps & 60fps 1920×1080 @60fps 1920×1080 @30fps |
Wi-Fi | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz / 5GHz Dual-Band |
Screen | 2.4 Inch TN | 2.4 Inch IPS | 2.4 Inch IPS |
USB | mini USB Type-B | Type C | Type C |
Anti Flicker | 60 Hz, 50 Hz | 60 Hz, 50 Hz | 60 Hz, 50 Hz |
開封
AZDOMEのドライブレコーダーはだいたいしっかりした箱に入っていますが、これもそうでした。
付属品
付属品は充実していて、必要なものは一通り入っています。マウントは吸盤式と両面テープで貼り付けるマウントの両方が入っています。
また「Electrostaic Film For 3M Sicky Mount」(静電フィルム)というシートが入っていて、これは両面テープのマウントを貼り付けるとき、先ににガラスにフィルムを貼り付け、それにマウントの両面テープを貼ります。ガラスに両面テープを直接貼り付けないので剥がすのが楽になり、貼り直しも可能のようです。
付属の電源コードは12フィート(約366cm)と記載がありますが、車(普通車、車幅1800ミリ)に取り付けたところ、バックミラーの左側に設置したR2-4Kから助手席側のAピラーとグローブボックスの下を通してセンターコンソールボックス内のシガーソケットに50cmほど足りず、USB延長ケーブルを使用して接続しています。
メモリーカード
メモリーカードは Class10 / U3 以上が指定されています。
購入した機種の取説にはメモリーカードはサムソンを推奨、偽物が多いのでサンディスクは買うなと書いてあり、新しい機種の取説にはROVEの純正メモリーカードを使用するようにと書かれています。
AZDOMEもSamsungをを推奨しているので、いつもはサンディスクばかり買っていますが今回はSamsungを買いました。
ビデオの解像度
電源を入れてメニューを設定していると、動画のサイズがスペックと違っていました。
表示される解像度は下の5種類です。
2880×2160 @24fps
2560×1440 @28fps
2304×1296 @28fps
1920×1080 @56fps
1920×1080 @28fps
海外仕様と違っているのはLED信号の消失対策と思います。
2304×1296はジオタグ(GPSの位置情報)が記録されないと取説に記載があります。
総評
実用的には2560×1440で撮影すればいいかなと思うので、フル4Kの新モデルでなくてもOKと思います。もっと解像度と高フレームレートが欲しければセンサーが4Kの IMX415(3864×2192) などを搭載した新モデルを待つのがよいかも(出るかどうか知りませんが)。
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