三脚沼(5)SIRUI T-2205X カーボントラベル三脚 + 梅本製作所 自由雲台 SL-40ZSC

2019年11月26日

SIRUI T-2205X(カーボン・トラベラー三脚)

旅行などの携帯用として、ベルボンのULTRA MAX iS(全高1270mm、750g)という小型三脚を使っていました。軽量で持ち歩くのにもあまり負担になりませんが、反面、あまり強度のある三脚ではありません。

2005年頃、いわゆるトラベル三脚というジャンルの先駆けとして、ジッツオ・トラベラー三脚が発売になりました。これは脚を180度反転して縮長を短くするという、”逆転の発想”そのままの画期的な製品でした。
その後、各三脚メーカーから同様の機構を備えた三脚が多数販売されています。

5年ほど前にこの手のトラベラー三脚が欲しくなったので、各メーカーの製品を比較し、シルイのカーボン三脚・T-2205X(雲台なし・脚のみ)を購入しました。
購入した2014年当時の定価は54,000円(税別)。購入価格は税込みで33,000円程度でした。現在は販売終了になっていますが、市場在庫は少し残っているようです(2019年10月末)。

 

SIRUI(シルイ)は2001年に中国で創業された三脚メーカー。

仕様は脚がカーボン5段、一段目のパイプ径は28mm、全高1445mm、全高(EV下げ)1245mm、縮長435mm、逆縮長370mm、重量1.2Kg、耐荷重12Kgとなっています。

5段のトラベラー三脚でほぼ同寸法のアルミ製のT-2005X(定価27,000円税別)という機種もあり、重量はカーボンが1.2kg、アルミが1.6kg。
カーボンの価格はアルミと比べ定価で倍になり、重量差は400gですが、旅行用だと少しでも軽い方がいいのと、冬場に金属より冷たくならないという理由でカーボン製を選択しました。

近くの店に現物はなく、YouTubeのレビュー(同じ機種はありませんでしたが)を参考にして購入しました。実物が届き見てみると全体の品質感やナットの操作感も良好で、これはスリックやベルボンと比べても遜色ないな、という印象でした。

組み合わせた梅本製作所の自由雲台、SL-40ZSCの重量は250g、T-2205Xは1200g(共にカタログ値)なのでスペック上の合計重量は1450gになります。
キッチンはかりでの実測値は三脚1247g、雲台253g、合計1500gちょうどでした。

ULTRA MAX iSが約750gなので重量は2倍、嵩も増えるので携帯性は悪くなりますが、剛性は比べ物にならないくらい高く、全高も20cmくらい高くなります。

 

梅本製作所のSL-40ZSCを付けて脚を反転させた状態。ちょうどいい感じに収まっています。

 

脚が反転するトラベラー三脚は縮長が短くなる半面、セッティング時や収納時には足を反転させる手間が増えます。また、5段三脚になるとロックナットが12個あるので伸縮作業が少々面倒になります。
収納サイズを小さくするためトレードオフとして手間が増えてしまいますが、それに納得できるのであれば悪くない選択だと思います。

 

石突にはスパイク内蔵。

 

バッグとショートセンターポールが付属しています。ショートセンターポールはローアングル用ですが、交換式よりは連結式の方が荷物にならないので、これは残念な点。

付属のバッグとショートセンターポール。

 

 

 

トラベル三脚T-Sシリーズ 5段

2019年11月、トラベル三脚T-Sシリーズに5段式が追加になりました。脚を外して一脚として利用できる機能があります。T-2205SKはT-2205Xと比較し全高が55ミリ高く、パイプ径が太くなっているため1.2Kg→1.6Kgと400g重く、反転させたときの縮長も370mm→420㎜と50㎜長くなっています。

T-1205SK 36,190円(税込) カーボン5段 パイプ径(最大/最小):25/13mm 全高1,320mm、1,160mm (EV下げ) 縮長:380mm(反転) 重量:1kg 搭載荷重:10kg

T-2205SK 4万2,130円(税込) カーボン5段 パイプ径(最大/最小):29.4/15mm 全高1,500mm、1,280mm (EV下げ) 縮長:420mm (反転) 重量:1.6kg 搭載荷重:12kg

その他、アルミのT-2005SKや雲台セット品も発売になっています。