Lenovo VantageでThinkPadのバッテリー充電量の上限を設定する方法

2019年9月28日

 

※ 2018年10月追記:
Lenovo Companion は Lenovo Vantage という名称に変更されたようです。
画像はCompanionの時のものですが、操作方法などは概ね同じです。
Lenovo 省電力ドライバーのインストールが別途必要かどうかは不明です。

 

バッテリー充電量の上限を設定する理由

ノートPCなどを電源につないで使用することが多い場合、通常は100%まで充電された状態が続きます。
バッテリーをフル充電したままの状態が長く続くと劣化が早まるので、バッテリーの寿命を延ばすためには60%程度の充電にとどめておく方がよいといわれています。

バッテリーの寿命を延ばす方法 – ThinkPad, Lenovo V/B/K/E series ノートブック
https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/ht078208

通常の既定のLenovo 省電力マネージャーのバッテリー保守の設定はバッテリーをフル充電するようになっています。 バッテリーの残量が96%になると充電を開始し、100%で停止します。 バッテリーによる稼働時間は選択した電源プランの設定により異なります。

バッテリーの性能が低下する主な原因は使用年数、充電サイクルの回数、フル充電の合計時間、高温です。

バッテリーをめったに使用しない場合にバッテリーの寿命を最大にするには、バッテリー充電の閾値を40%で充電を開始し、50%で停止するように設定し、ThinkPadが熱くならないように保ちます。 この閾値はLenovo 省電力マネージャーのバッテリー保守で調節できます。

バッテリーを頻繁に使用する場合は、85%から充電を開始し、90%で停止するように閾値を設定します。 これは100%まで充電し続けるよりもバッテリーの寿命に対して良い効果があります。

レノボのPCの多く(たぶん)は充電量の上限(バッテリーのしきい値)を設定できるので、電源につなぎっぱなしで使う場合は設定しておいた方がよいでしょう。

マイクロソフトのストアにはLenovo SettingsやLenovo Companionといったシステム設定やメンテナンス用のアプリケーションがあります。
※Windows10 Ver.10240.0以降のみです。

Lenovo Settingsの後継がLenovo Companionのようなので、ここではLenovo Companionをインストールします。

上記のアプリケーションはどちらも低評価が多いのですが、インストールして使ってみるとバッテリー充電量の設定以外にも電源OFF時にUSBからの電源供給ON/OFFなどの設定があり、ThinkPadかLenovoユーザーは一度試しにインストールしてもいいかもしれません。

 

Lenovo Companion をインストール

Windowsのストアを起動して Lenovo Companion をインストール(「入手」をクリック)。

 

 

インストールが終わったら「起動」をクリック。

 

Lenovo Companion を起動すると更新の画面になるので、「更新をインストール」をクリック。

 

ブラウザーが開き更新プログラムがダウンロードされます。ダウンロードが終わったら実行してインストール。
(ダイアログが「インストール状況」になった状態でけっこう時間がかかるので終わるまで放置)

 

インストールが終わったら再起動し、CortanaなどからLenovo Companionを起動し、左のメニューの「ハードウェア設定」をクリックして開きます。
Lenovo Companionだけをインストールした状態だと以下のような画面になります(機種によって異なります)。
バッテリーの項目(電源・省電力)があっても、省電力ドライバーがインストールされていないと設定項目が出ません。

 

省電力ドライバーをインストール

Lenovo 省電力ドライバー (Windows 10 32bit, 64bit) をダウンロードしてインストールします。Windows10が64bitであれば64bit版を使います。
対象機種は下の方に記載してありますので、使用している機種が該当するか確認します。
対象機種のリストにはありませんでしたが、E430でも動作しました。

 

バッテリー充電のしきい値の設定

省電力ドライバーをインストールすると「電源・省電力」の項目ができています。

 

「電源・省電力」を開くと、飛行機モードやバッテリーゲージのリセットなどの項目があります。
バッテリー充電のしきい値は一番下にありますので、スイッチをONにします。

 

手持ちのX240は下限が40%以下にはならないようで、それ以下には設定できません。
上限は60%に設定しました。