東プレのキーボード 旧型Realforceのテンキーレスが生産終了。買うなら今?
新型Realforce登場
パソコンに関心の高い方はご存じと思いますが、東プレのキーボード、Realforceの新型が2017年10月から発売になりました。
Realforce R2TLA-JPV-IV http://www.realforce.co.jp/products/R2TLA-JPV-IV/index.html
2001年に最初のRealforceが発売されて以来、基本的なスペックは変わらないキーボードでしたが、昨年ついに筐体から一新したRealforceが登場し、16年ぶりの新型投入となりました。
僕が最初にRealforceを買ったのは2003年頃なので、Realforce歴はもう15年くらいになります。
一時期Cherryのメカニカルスイッチ・キーボードなども使ってみましたが、自分にはあまり合わないようですぐに使うのを止めてしまいました。
昔撮ったデジカメの写真などを見ていたら、記憶に無いキーボードの写真が何枚も出てきて、こんなの買ったかな? というキーボードが5~6枚ありました。
1枚1000円とかのノーブランド品ではなく、富士通やFilcoなどのメーカー品で、それなりの価格で買ったと思うのですが、全く覚えていません。
たぶん買ってすぐに見切りをつけて、オークションなどで売ってしまったのではないかと思います。
Realforceを毎日使っているとこれが基準になってしまうので、他のキーボードに耐えられなくなってしまうのかもしれません。
Realforceとは
Realforceって何? という方のために簡単に説明しておくと、Realforceは東プレという会社が製造しているパソコン用キーボードです。いまどき珍しい? 日本製。
最大の特徴はキー押下の検出に静電容量無接点方式というスイッチを使っていて、耐久性が高くチャタリングが起こらないという利点があります。
東プレは元々自動車用のプレス部品を作っている会社で、キーボードの作りもしっかりしています。テンキーレスでも1.2Kgの重量があり、打っているうちに動いていくということもありません。
僕が今使っているものは購入後6~7年くらい経ちますが、故障したこともなく現在も快適にタイピイングできます。
値段は一般的なパソコン用キーボードとしては高額な部類に入り、おおむね15,000円~30,000円くらいです
Realforceはキータッチが軽く、指に負担がかからないタイピングができます。好みに応じてキーを押下する重さを30g、45g、55gから選ぶことができます。ALL30gとか、3種類をキーの場所に応じて配置した変荷重のものなどがあります。
Realforce 新型と旧型の違い
新型のスペックを調べてみると、Realforceの最大の特徴である静電容量無接点方式のキースイッチは耐久性が3000万回から5000万回に向上しています。
モデルによってはAPCという、スイッチの入る位置が3段階で調整できるものがあるなど、新しい機能も追加されました。
外観は筐体が一回り小さくなり、今までの角が丸められたデザインがFilcoのメカニカルキーボードのような角張った感じのものになりました。
スペースキーが長くなり、最下段の他のキーが短くなったのも大きな変更です。また、アプリケーションキーがFnキーに変更され、アプリケーションキーはFn+Altで代用になります。
新型↓
旧型↓
スペースキーが長くなると親指で変換・無変換キーを打ちにくくなります。僕は変換・無変換キーの使用頻度が高めなので、この変更はあまり歓迎できません。
また、次に買うなら静音+カナ無しのものにしようと思っていたのですが、カナ無しは黒のモデルだけで、アイボリーカラーはカナ有りしかありません。このあたりは旧型とあまり変わりません。
なんか調べるにつれ、新型の微妙にツボを外した感が増してきました。
旧型を買うなら...今でしょ。
スペースバーは長い方がいい、APCを使ってみたい、スイッチの耐久性が高い方がいいという方は迷う必要もなく新型がよいと思います。
僕みたいに、短いスペースキーがRealforceを選ぶ理由のひとつ、という人には旧型の方が合っているかもしれません。
新型が発表になったときに、旧型もしばらくの間は併売になるということだったので、すぐに購入する必然性はあまり感じていませんでした。
ところが。。。
製品情報を仕入れに東プレのサイトに行ったら、旧型のテンキーレスに2018年6月で生産終了という表示がありました。
つーか6月って来月じゃん。
生産終了のマークが付いているのは今使っている91Uと、僕の購入候補になっている静音タイプなので、新型のツボ外し感と、買うものがなくなるという危機感がまとめてやってきました。
Realforceが新型に切り替わるのは金型が寿命になったからというような話をどこかで読んだような記憶がありますが、新しい金型を起こさないということであれば旧型のレイアウトを引き継ぐモデルが復活する可能性はほとんど無くなります。
こりゃまー、買うしかないか。。。
というわけで買いました。これ。
Realforce 91UG-S (ALL30g、静音、カナ無し、昇華印刷)
ネットでは在庫有りの店がAmazonしかなく、他はどこも取り寄せ。
ポイントがたまっていたのでYahoo!ショッピングで買いましたが、価格はどこも25,000円前後です。
6月に納品予定です。
しかしキーボードが25,000円というのは高いねえ。。。
まあ10年使えば2,500円/年だからたいした値段ではないのだけれど。
↓ これは新型のMac用
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