Webブラウザー比較 ベストなブラウザーはどれ? 2018年版

2020年2月18日

ウェブブラウザー機能比較 2018年1月版

ブラウザー エンジン OS 安定度 機能
充実度
軽さ 多段タブ ページ内
検索連動
アドオン プロファイル
切替え
更新頻度 評価 備考
Internet Explorer 11 Trident Windows × × × × × × × 開発終了
Microsoft Edge EdgeHTML Windows × × × × × ×  
Firefox Gecko/Servo Windows/macOS ※1 ×  
Firefox ESR Gecko Windows/macOS ※2
Cyberfox Gecko Windows 開発終了
Waterfox Gecko Windows/macOS  
Pale Moon Goanna Windows  
Basilisk Goanna Windows                   永久β
Opera Blink Windows/macOS × ×  
Google Chrome Blink Windows/macOS × × ×  
Sleipnir 2 Trident Windows × × ×  
Sleipnir 4 Trident/Blink Windows ×  
Sleipnir 6 Blink Windows/macOS × ×  
Lunascape6 Trident/Gecko/WebKit Windows × ×  
Lunascape Phoebe Blink Windows/macOS                   β
Vivaldi Blink Windows/macOS × ×  
Ancia Trident Windows   × × β
Ancia Chrome Blink Windows ?       × β
Safari WebKit macOS × × × × × ×  
SRWare Iron Blink Windows/macOS × × × ×  
Kinza Blink Windows × × ×  

更新日:2018/01/04

OS:WindowsとMacだけ使っていますのでLinux等は未記載です

※1 userChrome.cssの作成で可
※2 2018年6月ころリリース予定のFirefox ESR 60.0以降はレガシーアドオンの利用不可

安定度:個人的な使用感です。応答停止が発生したりクラッシュしたりするものは×を付けています。
機能充実度:アドオンを含んでの感想です。ブラウザー単体ではありません。
軽さ:起動が遅かったり、スクロールがスムーズでないといったものは×。
多段タブ:アドオン使用時を含む。
ページ内連動検索:検索欄に入力したワードがそのままページ内検索に使える機能。アドオン使用を含む。
プロファイル切替え:機能があるかどうかわからないものには?を付けています。
評価:個人の感想です。ほぼ使用頻度の順になっています。安定性、更新頻度、拡張性、操作性などで使いやすい(個人的に)ものほど使用頻度が上がるのはまあ自然かなと思います。
ただし、×でも「使うべきではない」は意味せず、◎でも「使用推奨」を意味するわけでもありません。

各ブラウザーの特徴(個人の感想です)

Internet Explorer

もはや使う理由は見当たりませんが、日本ではまだ事実上のデファクトスタンダードなので、Firefox等が使用推奨環境になっていないサイトでは使うことがあります。

Microsoft Edge

アドオンが使えるようになり徐々に機能が充実しつつありますが、未だにフォントの変更もできないという基本機能の不足は改善せず。現時点では使う理由が見当たらず。
終了時のウィンドウサイズ・位置が維持されず、起動するたびに違うサイズで違う位置に開く。電源を切ったモニターが接続されていると、起動時にそちらで開くという悪癖がある。
UWA (ユニバーサル Windows アプリ) のため他のアプリケーションとの連携がやりにくい。というかできない。

Firefox

Firefox 57(Quantum)の登場でレガシーアドオンが使えなくなり、一気に使い勝手が悪くなってしまいました。
使用者が多いので代替アドオンやuserChrome.cssの開発が盛んなのが救い。

Firefox ESR

本来は企業向けのブラウザー。現状はアドオン難民の避難先となっていますが、2018年中旬以降くらいにはレガシーアドオンは使えなくなります。

ダウンロード

Cyberfox

レガシーアドオンの廃止に伴い開発終了がアナウンスされました。

Waterfox

レガシーアドオンが使える方向で開発が継続される模様。従来のFirefoxの方向性をいちばん引き継いでいるブラウザー。
たいていのアドオンは動きますが正常動作しないアドオンもチラホラ。

Pale Moon

Firefox用のアドオンで使えないものが結構あり、Firefoxの派生ブラウザーの中では独自方向へ進んでいる感じのするブラウザー。
開発は継続される模様。

Basilisk

Pale Moonと同じ開発元の新ブラウザー。開発目的の永久ベータ版という位置づけのようなので、マニア以外には向かないかも。

Opera

中国資本に買収されたため使用するのが少々不安に。

Google Chrome

複数のPCやスマホと連携させるのがいちばん簡単なブラウザー。
これで多段タブが使えて、ページ内検索バーが常時表示されていて検索ワードが自動入力されれば言うことなしですが、今のところ実現する気配なし。

Sleipnir 2/4/6

Sleipnir6のインターフェイスに馴染めないまま、まったく使わなくなりました。

Lunascape6

3エンジン切り替え式のブラウザーですが結局、三兎を追う者は一兎をも得ず、となってしまった印象が強く、これももうほとんど使っていません。

Lunascape Phoebe

Lunascape の後継?

Vivaldi

タブバーを上・左・右・下のいずれかに表示し、さらにファビコンのみの表示にできるのがGOOD。タブスタックでグループ化したタブのウインドウを並べて表示できるのがユニーク。
Chromeのアドオンは基本的に使用可能ですが機能の全部や一部が動作しないことがあります。Operaのアドオンで使えるものもあります(ダウンロードした.nexファイルの拡張子を.crxへ変更し、拡張機能管理画面にD&D)。
Ver.2から同期機能が実装されました。

Ancia/AnciaChrome

Trident版はエンジンが開発終了なので使う理由が見いだせない。Chrome版は正式版待ち。
機能的にはアドオンなしでも結構使えそうですが、更新が遅め。

Safari

これももうほとんど使っていません。

SRWare Iron

ドイツ製Blinkブラウザー。個人情報をGoogleに送信しないのが売りですが、更新が遅いのでありがたみが半減。

Kinza

国産のBlinkブラウザー。これも個人情報をGoogleに送信しないのが売り。マウスジェスチャーや縦型タブが標準で実装されています。
機能的にはChromeでほとんど足りてしまうのでたまに使う程度です。Chromeから乗り換えたくなるような独自機能が欲しい。

その他

Falkon

Qt WebEngineから提供されるChromiumエンジンを使用。

公式サイト

Midor

Webkitエンジンを使用

公式サイト

Sushi Browser

Electron製マルチパネルブラウザー。

公式サイト

Firefox Quantum Developer Edition

開発者向けに作られたFirefox。

ダウンロード

Firefox Beta

ベータ版。

ダウンロード

Firefox Nightly

プレアルファ版。

ダウンロード