ThinkPad X240(Celeron 2980U) を使い倒してみる その3 HDDをSSDに換装
ThinkPad X240(Celeron 2980U) を使い倒してみる 3回目です。
今回は内蔵のHDDを外してSSDに交換するのと、空きになっているM.2スロットにもSSDを起動ドライブとして取り付けます。
用意したM.2/2242のSSDはTranscendの256GB。M.2は選ぶほど種類がないためこれを買いました。
2.5インチのSSDは引き出しの奥にしまい込んであったcrucialの240GB。SSD2個で約500GBです。
まず分解前に内蔵バッテリーを無効にします。電源を入れたらF1キーを押してBIOSを起動します。
メニューの中に内蔵バッテリーをDisableにする項目があるので実行し、電源が切れたあとリアバッテリーを外し、電源ボタンを押しても電源が入らないことを確認します。
本体を裏返して裏側のカバーを固定しているビスを8本、空回りするまで緩めます。ビスはプラスチックの抜け止めワッシャーが付いていて外れないようになっています。
ビスを全部緩めたら、薄いプラスチック板のようなものをパームレストと裏側のカバーの間に差し込んで、傷が付かないように広げます。僕はギターのピックを使いました。カバーは所々ツメで引っかかっていますので、カバーを外側にこじるようにして開けます。
最初は後ろ側の角に隙間がちょっとできでいたので後ろ側から外していたのですが、片方の角を開くともう片方が閉じてしまうという状況だったので、電源ボタン側の角が開いたらそのまま前の方に向かって開いていきました。前の角まで到達したら前側を全部開き、ファンの排気孔がある方へ向かって外していきます。
D-subコネクターの両脇にあるビス受けが引っかかって浮かせにくいので、少し外側に広げるようにして外します。
前と横が全部外れたら、少し上に持ち上げたまま前の方向(フロントバッテリー側)に引っ張るようにして後部のヒンジ両側とバッテリーで隠れる部分の端のツメを外します。
裏側のカバーが外れたらHDDを外します。次にM.2のSSDを取り付け、2.5インチベイは空きの状態でWindowsをインストールします。
Windowsのインストールが終わったら2.5インチのSSDを取り付け、裏側のカバーを取り付けてビスを締めておしまい。
Windowsインストールの詳細は次回で書きます。
実は交換前にHDDでの起動速度を測っておこうと思っていたのですが、忘れてました。いまどきのPCとしてはかなり遅い部類と思います。
SSDに換装後は電源ボタンを押してからパスワード入力画面まで約8秒、電源ONからデスクトップ画面が出るまでの時間はパスワードを入れる時間も込みで約16秒。当たり前ですがHDDよりは遙かに速いです。
起動後のアプリケーション起動スピードも速く、ほとんどストレスがありません。
次回はプリインストールのWindowsをリカバリーするのではなく、新規インストールでWindows10をインストールしてみます。
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