ドライバーがだんだん増えていくワケ

2020年4月14日

ドライバーのサイズは規格で決まっていますが、ネジの溝とのフィット感はメーカーによって結構差があります。

仕事で00番と0番のドライバーを使うことが多く、いくつかのメーカーのドライバーを買って試してみましたが、日本のビスには日本のドライバーが正解、という感じがします。

上からPBの00番、0番、1番、Weraの0番、Vesselの00番、0番、1番。

個人的な経験では、ビスの溝にいちばん具合良くフィットするのはベッセル、次にWera。
フィット感が悪いのはPBで、溝に入りきらず浮いた感じになります。これはPBが悪いのではなく、使っているビスと合わないということ。

メーカーによってサイズに差があっても、そのメーカーは自社製品のサイズが正しいと思って作っているので、サイズが微妙に合わなくても不良品というわけではありません。消費者側から見れば統一してくれよと思うところですが。

Weraは仕事で毎日使っていて、2年くらいで先端が欠けてしまいました。手回しで割ったのは今までにこれ一本のみ。もっと使用頻度の高かったVesselは平気でしたが...
ドイツのメーカーなので耐久性がいいイメージがありましたが、意外に長持ちしませんでした。

上の写真はいわずと知れたスナップオンのドライバー。
サイズは2番ですが、これもフィット感があまりよくなく、このサイズのビスにはVesselのドライバーばかり使っています。スナップオンはVesselで回しにくく感じるビスのみ使用。

ドライバーとビスの相性は使ってみないとわからず、グリップの回し具合などももっといいものがないかと追加で買ってみたりして、だんだんドライバーの本数が増えていきます。
僕の経験の範囲内では、日本製のビスには日本製のドライバーの方が相性が良い印象が強いですね。

工具工具,日用品

Posted by takumi-ya