【読みだしたら止まらない本 20】 すべてが罠 / グレン・ミード
嵐の夜、ジェニファーは自宅で母親を惨殺され、弟も一生治らない重傷を負う。彼女も危うくレイプされそうになった。スイスにいたはずの父親もその夜以降行方を絶つ。2年後、父親の死体がスイスの氷河で氷漬けになって発見されたというニュースが寄せられた。彼女は急遽スイスに飛ぶが、それはなぜ彼女の家族が殺されたのか、長く隠されていた父の過去の暗い秘密とは何かを暴く旅だった。CIAは密かにニューヨークの警官ライアンに彼女の護衛を依頼する。
https://www.amazon.co.jp/dp/4576051733
グレン・ミードの5作目。
4作目までと比べるとかなりスケールが小さいというか、ややありきたりなミステリーです。
物語はニューヨークからスイス、イタリアを巡ってまたニューヨークに戻りますが、あまり馴染みのない地名が多く出てくるのでgoogleマップで場所を確認しながら読んでいると面白いです。
ルート
チューリッヒ空港~バルツォ
主人公はチューリッヒ・クローテン空港でレンタカーを借り、スイスとイタリアの国境にある村、 Varzo(バルツォ – googleマップの表記。本書では「ヴァルゾ」と表記)を目指します。
ヴァセンホルン
ヴァセンホルン(Wasenhorn、本書では「ヴァーゼンホルン」と表記)はドイツ語で、イタリア語ではプンタ・ディ・テッラロッサ(Punta di Terrarossa)になります。googleマップではイタリア語表記になっています。
小説に登場する建物などは実在するか
小説には実在のホテルやレストランなどが登場することがありますが、本書にもいくつか出てきます。
googleマップで探してみましたが、それらしき施設が見当たらなかったり、あっても実在の建物との描写に違いがあったりします。
この小説にもいくつか同一の名称のホテルなどがありました。
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