[GPS 2160p] AZDOMEのドライブレコーダー、 M06を購入

2020年6月26日

先日購入したドライブレコーダー(JAPAN AVE. GT65)の製造元?のブランド、AZDOMEのドライブレコーダー、M06を買いました。

AZDOMEは中国のメーカー。エイズィードームと読むらしい。DOMEやSZDOMEという名称で検索しても出てきます。
製造しているDongguan KAKA Electronic Technology Co., Ltd(东莞市卡卡电子科技有限公司)は2010年設立で、ドライブレコーダーは中国国内3位以内の生産量だそうです。中華ドラレコの多くはここで生産していたのかもしれません。
自社ブランドのドライブレコーダーは2017年から販売しているようです。
製品の紹介ページはこちら

工場の様子。お姉さんが何言ってるかサッパリわかりませんが。

開封

しっかりとした箱です。

箱のサイズはGT65より少し小さくなっています。

レンズには保護フィルムが貼ってあります。

サイズはGT65とほぼ同じ。

ボタンも同じ。

取説と絵はがきのようなカード。

取説は7カ国語。日本語は10ページほどです。

マニュアル、ファームウェアのダウンロードはこちら

シガーソケットアダプターはUSB2口のタイプが付いています。コード直出しのGT65とは違うところ。
設置時にUSBケーブルの長さが足りない場合、延長するのが簡単なので、このほうが望ましいですね。

吸盤とコードホルダー、工具は同じ。
GT65に付いていたような短いUSBケーブルは付属していませんでした。

電源ON

設定画面はGT65とは違い簡素な表示。
日本語表示もありますが、英語のままになっているメニューもあります。ところどころに変な日本語が混ざっています。「こン検測」は他のメーカーのドライブレコーダーでも見たような気が。同じOSなのかな?
「こン検測」はたぶん「動体検知」。

「録画な音声」

「明滅の頻度」が50Hzと60Hzの切り替えです。

写真モードが無い

このドライブレコーダーには「写真モード」の設定画面がありません。
解像度の変更や露出補正などの機能はなく、ただ単に静止画を撮影するだけです。
Wi-Fiでスマートフォンを接続して設定画面を開くと写真の設定画面があります。

取り付け

吸盤はGT65と同じで、結構強力に吸着している感じがしますが、念のためナイロン糸で落下防止をしています。

電源ケーブルは3.5mくらいありましたが、バックミラー左側から運転席のアームレストの中にあるシガーソケットまで引っ張るとぎりぎり届く長さでした。

マイクロSDカード

このドライブレコーダー用にも同じ東芝のマイクロSDカード・32GBを購入しました。
海外リテール品ですが32GBで1,200円を切っています。

映像はきれい

レンズが広角なので周辺が大きく歪むのはしかたがないとして、廉価なドライブレコーダーとしてはまずまず満足できる画質です。

LED信号対応...しているとは言い難い

商品説明にはLED信号対応とあり、50Hzと60Hzの切り替えはできますが、1920×1080/60fpsでは60Hz地域の信号は確認した範囲では約6秒から最長で16秒消失し、信号機が2つあっても2つとも消失、赤から青に変わるときも消失したままになったこともありました。
フルHDでは30fpsで撮影すれば消失間隔が短くなるので、なんとか実用範囲内に入るかもしれない、という程度です。

バッテリーがダメ

AZDOMEが製造しているドライブレコーダーに共通しているような気がしますが、バッテリーの充電が遅い・放電が早い・容量が少ないという欠点があります。
駐車監視に使うという用途には全く不向きです。動体検出ではモバイルバッテリーを外部電源として使用できますが、Gセンサーのみ動作させておく使い方では内蔵バッテリーしか使えません。

総評

価格が安く、そこそこ画質がよく、GPSで時刻補正をしてくれるドライブレコーダーを探している場合であれば、まずまずの選択ではないかと思います。
信号が消えるのでリア用とか、写真は撮らないとか、駐車監視はしないといった割り切りは必要かもしれません。

価格はAmazonのタイムセールで時々6,799円になります。